記事の内容をざっくり言うと…
ネット上に「家」を建てる、とは?
ネット上に「家」を建てる=ブログやSNSで自分を発信すること、です。
あなたは「ブログやSNSなら、もう始めてるよ!」と思うかもしれませんが、ここでは、既存の友人・知り合いだけでなく、まだ会ったことがない大勢の人に向けてブログ・SNSで発信していくことを指しています。
ただ「旅行に行きました」とか「美味しいランチ食べました」といった日常を綴るのではなく、あなたがどんな人間なのかを積極的に表現して、積み重ねていくイメージです。
発信のテーマは、好きなことなら、なんでもいいと思います。
- 好きな本や映画の感想
- お料理、パン作り、お菓子作り
- 家族で行ってよかったおでかけスポットのレポート
- 大人のファストファッション攻略術
- 買ってよかった生活雑貨のレビュー
- 家事の時短テクや節約術 など…
どんなテーマでも、好きなことを熱っぽく語っているうちに、あなたの核心部分に触れる深い記事が生まれて、共感してくれる人が出てくるんじゃないかなと思います。
私のブログやtwitter(@futtekonai)は、「どこに暮らしても、自分の居場所をつくる。」がコンセプトで、「手相」などのテーマを通じて、自分の生き方や考えを発信する場です。(まだ手相記事全然少ないですが…これからもっと書いていきます!)
▼手相に関する記事はこちら▼
ネット上で別人になるのではなく、リアルなあなたをネットで発信していく、リアルとネットを連動させていく感じです。
私は、会社を辞めてフリーランスになり、夫の転勤で東京に引っ越した2015年から、SNS(特にFacebook)で知らない人とどんどんつながっていきました。
さらに、2017年の年末からこのブログを開始して、少しずつ「家」を建てている最中です。
SNSとブログは、似ているようで違います。
SNSは、今この瞬間を短い言葉と数枚の写真で共有するコミュニケーションツール。だから「今」を過ぎればひとつひとつの投稿は流れ去っていきがち。
一方、ブログは文章、写真、動画なども織り交ぜながら、内容とボリュームを自由に膨らませて、ストックできるツール。
読む人も過去の投稿を遡りやすい作りになっています。
どちらかというとブログのほうがネット上の「家」として築き上げる感覚が強いです。
年賀状の「住所」に心がざわつく
私は、「家を建てたい」「マンションを買いたい」という持ち家願望がそれほどありません。
でも、初めての転勤を経験してから、年賀状で「家を建てました」という報告を見ると、ちょっと心がざわつくようになりました。
年賀状のメッセージにハッキリ書いていなくても、
これまで差し出し人の住所が賃貸っぽい字面だったのに、いつの間にか戸建てや分譲マンションっぽい字面に変わっているとき、ちょっとへこみます。
なんでへこむんだろう? 理由を考えてみました。
すると、物理的に家がある羨ましさは、あんまりなくて、
家を持った先に、「地域に根を張って、安定的な環境・人間関係の中で生きていくんだなぁ」というイメージがわいて、隣の芝生が青く見えているのだな、と気づきました。
転勤族と結婚すると決めたのは100%自分だし、転勤があろうとなかろうと、誰にだって安定的な人生なんて保証されていません。
それでも、根無し草的な要素が強い自分の人生を思うと、少なくともホーム、居場所は持っているという人が少し羨ましく思えました。
一般的に、転勤族の人生には「強制的にリセットされる」「毎回ゼロからのスタート」といった表現がつきまといます。
私は、まだ夫の転勤を1回しか経験していないし、気楽な夫婦2人暮らしだし、子連れの転勤の大変さも知らないのですが、この先、自分の人生をリセットとかゼロからとか思いたくありません。
「どこに暮らしても、自分の居場所をつくる。」
以前からぼんやり持っていた願いを、去年の秋ごろ、はっきりと言葉で表しました。
すると、やるべきことが明確になりました。
転勤辞令が出てどこに飛ばされても、ネット上の「家」は引っ越さない。
自分の意思がある限り、変わらず存在し続けることができる!
それに、ネット上に「家」があれば、新しい土地でリアルな人間関係を築く時にもきっと役に立つはず。
私がこのブログを初めて、まだ2ヶ月弱。
短い間ですが、ネット上に「家」を建てて、SNSで出会った人を「家」にお招きすることのワクワクと楽しさは、ぜひ転勤族の妻のあなたとシェアしたいな、と思い、今回の記事を書くことにしました。
それでは、私が日頃のブログ・SNS運営を通じて感じている、転勤族の妻こそネット上に「家」を建てるべき5つの理由を紹介します。
- どこに暮らしても、自分の「心の居場所」ができる
- 新しい人間関係の「踏み絵」にできる
- 自分の興味や強みが見つかる
- 顔出ししなくてもできる
- 好きな場所を選んで、無料で始めることができる
ひとつずつ、詳しくみていきます。
(1)どこに暮らしても、自分の「心の居場所」ができる
前述した通り、転勤族は、リアルの世界では引っ越しがあるので、新たな住まいを探して整えないといけないし、日常的に会っていた友人・知人・同僚とは会えなくなります。
でも、自分が日本中、世界中のどこに暮らすことになっても、ネット上に「家」があれば、変わらず自分の心の居場所になります。
私は、小6で転校を経験しました。その時、築いてきた人間関係がリセットされたことで、一時的に心の居場所がなくてしんどかったです。
いじめとかはなくて普通に友達ができましたが、自分の意思ではどうにもできないリセット経験は、子どもの私にとって強烈でした。
だから、大人になった今は、心の居場所を失いたくない、と思っています。
(2)新しい人間関係の「踏み絵」にできる
東京に引っ越して、新しい人間関係の場に出る機会が増えると、毎回毎回初対面で、自分は何者かをいちいち説明するのが面倒だな、と思いました。(するけど)
そんな時、「ブログやってます」と言えば、興味がある人は見にきてくれるし、その後近寄ってきてくれます。
誤解を恐れず言えば、自分と合う人を見分ける「踏み絵」にできます(笑)。
たとえば、私はブログでもSNSでも写真で顔出ししています。
「ネットで顔出ししてまで発信するなんて、自意識過剰?」と眉をひそめる人は、私とは自然と距離をとってくれるでしょう。
私は、自分の好きなことややりたいことを自覚していて(仕事にしているかどうかは関係ない)、楽しいおしゃべりができる人と友達になりたいです。
同類同士、仲良くやれそう。だから、ブログがんばろうっと。
あなたはどんな人と仲良くなりたいですか?
その人と仲良くなるためには、どんな自分だったらいいと思いますか?
(3)自分の興味や強みが見つかる
ブログやSNSで外向きに発信していこうとか、読者やフォロワーを増やそうとか思うようになると、
必然的に「どんな人として認知されたいか」を考えることになります。
つまり、あなたの興味や強みを見つける絶好の機会になるのです。
私の場合は、いろいろ考えたり、ブログを書いてその反応を見たりしているうちに、「手相の人になりたい」「私、発信するの好きなんだな」と、はっきり分かってきました。
(4)顔出ししなくてもできる
私は、仕事:フリーランスのライター&趣味:手相で、ブログのご縁から執筆依頼や鑑定依頼を受注する流れも作りたいので、信頼感を持っていただくために顔出ししていますが、
あなたがネット上に「家」を建てるなら、顔出ししなくても全然OKです。
顔出ししなくても、テーマを決めてあなたの言葉や写真で発信していけば、自然とあなたらしさが滲み出てきます。
自分を表現するにあたって、「文章が下手だから…」「専門家ではないから…」と躊躇する必要はないです。
私も、「プロのライターなんだから、ブログでは練りに練った文章を…!」という気負いがちですが、最近は、クソ文だろうととにかく書いて出すことのほうが重要なんだとわかりました。
とにかく、ネット上に「家」を建てる際に、顔出しというハードルはありません。まず一歩踏み出したら、「あ、ビビることないんだな」ってわかると思います。
(5)好きな場所を選んで、無料で始めることができる
今さらですが、SNSもブログも、無料で始めることができます。
しかもサービスごとに特徴や雰囲気が違って、自分に合う場所を自由に選べます。
Twitter、Instagram、Facebook、私はどれもやっていますが、同じブログ記事をシェアしても、それぞれ反応が違うのが面白いです。
ブログは、アメブロ、LINE BLOG、はてなブログ、noteなどなど、これも多彩な無料サービスが存在します。
気軽に始めることができるのだから、もしあなたがSNS・ブログに興味があるなら、ぜひ積極的に活用してほしいなと思います。
まとめ
今月、ブログを読んでくださった方から「ファンになりました!」とメッセージをいただきました。
ある記事をきっかけに、他の記事もいくつか読んで、共感してくださったそうです。
ネット上に「家」があれば、リアルの世界で私が寝ている間にも、向こうからつながりにきてくれるんですね。
とても嬉しい出来事でした。
極端な言い方になりますが、これからの時代、何らかの形でネット上に存在しなければ、現実世界で存在感が薄れる場面も出てくるでしょう。
少なくとも、「家」を持ってストックと発信力を持っていること自体が、マイナスになることはないはずです。
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このブログと私の人生のコンセプトは「どこに暮らしても、自分の居場所をつくる。」です。
理由は、私が結婚した相手が転勤族だから。
今回は、私と同じ転勤族の妻のあなたに、転勤族の妻こそネット上に「家」を建てませんか?というご提案です。