妊活中なのに、子どもはそれほど…。原因は高校時代のトラウマだった(1)

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まっちゃん.
こんにちは。まっちゃん.(@futtekonai)です。

今回から、何回かに分けて「未妊セラピー」体験記を綴ってみたいと思います。

本音丸出し記事です。

私みたいな人もいるんだよ、と言いたくなって書きました。

とはいえ、後になって消すかもしれません。

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子どもは欲しいけど、それほどでもない

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2014年に結婚(イメージ画像)

私は、いま31歳で結婚4年目。

夫と2人暮らしで、子どもはいない。妊活中だ。

一般的に、妊活中の人の悩みは「子どもが欲しいけど、なかなかできない」ことだろう。

かく言う私も、体のリズムにばらつきがあり、すんなり妊娠するタイプではない。

西洋・東洋医学の力を借りながら、妊娠を目指している。

でも、私が妊活において向き合っているテーマは別のところにある。

それは「子どもは欲しいけど、それほどでもない」ことだ。

わかってほしいのは、この件について悩んではいないということ。日常的に心を圧迫するものではないし、「夫や親に申し訳ない」という自責の念もない。こう書くと「あなたは強がってる」と言われるかもしれないが、そうじゃないので、とりあえずつっかからずに読んでほしい。

この気持ちは、今に始まったものではない。

世間では、男女問わず、まだ学生のうちから「早く子ども欲しい!」と将来の家庭像をしっかり持っている人がいる。

私にはそういう強い願望は全然なかった。ぼんやりとした結婚願望だけあった。

結婚しても子どもが欲しくならなかった理由

結婚(イメージ画像)

結婚(イメージ画像)

20代になると、結婚願望がはっきりしてきたし、実際に結婚した。

一方、子どもについては、

「結婚して1年も経てば、夫婦2人では間が持たなくなって、

 子どもが欲しくなるのかな」

と思っていた。

ところがどっこい、我が家は結婚4年目でも、間は持ちまくっている。

夫とは、一緒に生活するのも、旅行するのも、ずっと楽しいままだ。

予想に反して、「子ども欲しい度」のメーターは大きく振れない。

(そもそも、間が持たないから子ども、という自分の発想は、視野が狭く一面的だった)

それに、結婚後の私は、転勤族の妻でもキャリアを諦めない人生の道筋をつけようと、必死だった。

会社を退職する、フリーランスに転身する、東京に引っ越す、

Facebookを通じで新しい人とどんどん出会う、仕事を軌道にのせる…と、

今振り返ると、自分でも感心するくらい、激動の日々にいた。

そりゃあ、子どものことまで頭が回らないのも当然だ。

妊活をスタートさせたきっかけ

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そんな私も、「年齢」を意識すると、さすがにスイッチが入り始めた。

東京生活が1年を超えた頃、30代を迎えた私に

妊娠・出産と年齢は無関係ではないという事実がリアルに迫ってきて、ゆるやかに妊活をスタートさせた。

妊活を始めてからは、友人や親戚の子どもに会うと、

「子どもって、かわいいな」

「子どもをかわいいと思う気持ちは、私にもあるんだな」と思うようになった。

それに、夫が父親になる姿はぜひ見てみたい。

(夫は子ども欲しいなと思ってる人)

自分の気持ちは、夫にも伝えていて、理解してもらっている。

私の「子どもが欲しい」メーターが振り切ったわけではないけれど、

夫婦としては子どもを持ちたいという方針で行こうと決めた。

「子どもは欲しいけど、それほどでもない」と思いながらも妊活している経緯は、こんなところだ。

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2つの気持ちがある=葛藤、ではない

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「子どもはそれほど」という気持ちも、

「夫を父親にしたい」という気持ちも、

どちらも、自分で認めている正直な気持ちだ。

(元々の自分の気持ちなので、「子どもはそれほど」のほうが強め)

別に、激しい葛藤に苦しんでいるわけではない。

2つの気持ちをどちらかに統一しようともせず、ただ眺める。

時々、一方だけが強くなる。

妊娠していないことがわかった日は、がっかりして

「もう子どもなんかいらん!イヌかネコ飼う!」と言って荒れるし、

ドラマで愛情たっぷりの父親を見ると、子どもと遊ぶ夫を想像して、モチベーションが上がる。

こんな風に気持ちが偏るさまも、一呼吸おいて、眺めてみる。

完璧に成功していなくても、そうやって自分と付き合ってきた。

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自分の妊活に対するスタンスを詳しく書くと、

このような経緯や現状があるのだけれど、

周囲の人には「そろそろ子ども欲しくて、妊活中なんです」とシンプルに説明してきた。

世の中にはいろんな人がいる。うっかり立ち入られると面倒だと思った。

でも、自分が抱える気持ちの奥行きを表現しきれない、もどかしさも感じていた。

わざわざ人に説明するほどのことではないけど、自分だけでは持て余す感覚があった。

そんな時、

私が妊活をしていることを知っている知人から、こんな言葉をかけられた。

「あなたは追い込まれている」

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「妊娠を希望してから、
あなたはずいぶん精神的に追い込まれていると感じる」
、と。

青天の霹靂だった。

私の2017年は、子どもは授からなかったけれど、東京に来てから一番楽しい一年だった。

手相を習ってハマった。落語で死ぬほど笑った。念願の東京03のコントを生で見れた。

軽井沢、草津、鬼怒川、有馬、香港、マカオ、東京競馬場の花火、ディズニーシー、日光東照宮、東武ワールドスクウェア…。

今振り返っても感心するほど、よく遊んだ。

仕事も、取材案件を増やしてやりがいが増したし、

姓名鑑定を勉強して自分で決めたビジネスネームも気に入っている。

つまり、精神的に追い込まれている自覚は、ない。

自分の認識では、「追い込まれていない」が99%。

2017年の私の日常を知っている親しい仲間に投げかけてみても、

「言われたことは、気にしなくていいんじゃない?」との見解だ。

私がなかなか妊娠しないこと、そしてSNSの更新頻度が下がったことで、心配されたのかもしれない。

それでも「本当はあの人の言う通りなのかもしれない」という1%が、心にこびりついた。

じゃあ、私の心に影を落としうる要素があるとすれば、何なのか?

思い当たるのは、「子どもはそれほど」という考えだった。

なぜ私は「子どもはそれほど」と思っているのか?

それを知りたくて、

以前から交流がある心理セラピスト・ヒプノセラピストのあなざわゆきさん

「未妊セラピー」を受けてみることにした。

(続く)

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まっちゃん.
「子どもを持つこと」を考える際、犬山紙子さんの『私、子ども欲しいかもしれない。 妊娠・出産・育児の〝どうしよう〟をとことん考えてみました』も読んでみたりしました。

今まで自分一人で悶々と考えてきた方におすすめです!

いろんな女性の考え方・生き方に触れると、視野が広がりますよ。

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【火曜21時更新】33歳女2人で約15分の音声配信「しもってラジオ」をはじめました!|趣味はゆるく映画鑑賞。今年の目標は毎月新作1本・旧作10本。劇場・WOWOW・地上波で観た作品についてつぶやきます|本業はインタビューライティングとWebメディアディレクション