妊活中なのに、子どもはそれほど…。原因は高校時代のトラウマだった(3)

まっちゃん.
こんにちは。まっちゃん.(@futtekonai)です。

「未妊セラピー」体験記、第3弾です。

このシリーズは、未婚・既婚、子あり・子なしを問わず、アラサー女子からの反響がアツいです!

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とっても励みになります。ありがとうございます。

ずっとタイトルでひっぱってきた「高校時代のトラウマ」編、今回よ〜〜やく書けましたので、どうぞ!

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前回のあらすじ
「子どもは欲しいけど、それほど…」
「夫が父親になるのを見てみたい」

私は二つの気持ちと付き合いながら妊活に取り組んでいるが、ある時、知人から「あなたは精神的に追い込まれている」と告げられる。自分の本心を知るために、信頼するセラピストのあなざわゆきさんの「未妊セラピー」を受けることにした。

セッション当日、カウンセリングで「子どもを持つことへの不安」について聞かれた。話しているうちに、私の口から女だらけの世界(ママの世界)への嫌悪感が溢れ出した。

嫌悪感の源泉は何なのか?ぱっと頭に浮かんだのは、高校時代に私が部活で起こした「事件」のことだった。

▼前回までの記事を読む▼
妊活中なのに、子どもはそれほど…。原因は高校時代のトラウマだった(1)
妊活中なのに、子どもはそれほど…。原因は高校時代のトラウマだった(2)

最初に、これから述べる内容は、あくまで「私から見た出来事」だということを断っておきたい。客観的な記録は何も残っていないので、割り切って「私がどう受け止めたか」を書くことにする。

吹奏楽部員のメンタルを削る「アンサンブル」とは

高校時代、私は吹奏楽部に入っていた。

部員数は50人弱で、9割以上が女子。

徳島県内では、演奏レベルも、熱量も、そこそこ高いほうの部活だった。

日常的な部活の運営は、基本的に部員たちに委ねられていて、

強豪校によくあるような、顧問の絶対王政みたいな部活ではなかった。

私たちの部活と運動部との違いは、基本的に「補欠」がいないことだ。

吹奏楽コンクール、定期演奏会、文化祭の演奏…、

どれも部員が全員一緒に参加する。

しかし、年間行事でひとつだけ、毛色の違う活動がある。

数人規模の小編成で演奏する「アンサンブル」だ。

毎年冬に、全日本アンサンブルコンテストという大会があり、

部活内で、クラリネット四重奏、金管八重奏といったチームに分かれて出場する。

吹奏楽の経験がある方ならよく分かると思うが、

吹奏楽部にとって、アンサンブルのチーム分けは、非常にデリケートな問題だ。

顧問が決めたり、オーディションで選ぶ学校もあるのだろうけど、

話し合いで決めるパターンが一番多いんじゃないだろうか。

レベルが偏らないように、余り者が出ないように、など、

さまざまな地雷を避けながら、最大多数の最大幸福を目指さなければならない。

普段からレギュラー争いがある運動部なら、部員の分断は比較的受け入れやすいのかもしれない。

(レギュラー争いなら実力で選抜するという明確な基準があるし。)

それに対して、

全員一緒が基本、そして部員の大多数が女子である吹奏楽部の場合、

こういったチーム分けの際に、めちゃくちゃメンタルを削られる。

もっと言えば、コンテストのチーム分けに限らず、

一部の部員が自発的にチームを組もうとするときも、他の部員はざわつくと思う。

「なんか、あの3人だけでアンサンブル曲を練習してるけど、あれは何?(ヒソヒソ)」といった具合に。

そんな世界で、私は、見事に地雷を踏んだ。

私が部活で起こした「事件」とは?

コンテストの前だったのか、

それとも自発的な活動だったのかは、覚えていないけれど、

私は、部活の中で、

理想のメンバーを集めたアンサンブルチームの結成を画策してしまった。

(厳密に言えば、言い出しっぺの男の子と2人で。)

当時の私は、部活の中では器用に演奏できるほうだった。

旋律を任されればある程度引っ張っていけるし、音程やリズム感にも自信があった。

ぶっちゃけ、上手いメンバーだけで演奏してみたいな、とぼんやり思っていた。

そんな時、言い出しっぺの子(彼は部内でも特に演奏が上手だった)から、

「上手い子たちに声かけて、アンサンブルやってみん?」と誘われた。

私は、二つ返事で引き受けた。

上手い人が誘ってくれたことも、私の演奏力を評価してくれたのかな、と嬉しかった。

彼はさっそく他の部員にも声をかけていた。

しかし、アンサンブル結成への動きを察知した同級生の女の子たちが、私たち2人をたしなめた。

やりたいやりたいと言っているだけならまだしも、勝手にメンバー集めをはじめたことと、

メンバー勧誘のやり方が強引だったことが問題視された、と記憶している。

結局、アンサンブル計画は、立ち消えになった。

この時の私の心の内については後述するが、

とにかく、

大人になった私が抱いている「女の世界への嫌悪感」の源泉を考えたとき、

ぱっと頭に浮かんだのが、この事件だった。

トラウマの定義


セラピストのあなざわゆきさんは、うんうん、と頷きながら、親身になって聞いてくれた。

そして「トラウマ」についておしえてくれた。

トラウマの定義は、専門家によって解釈が分かれるようだが、

あなざわさんは、以下の条件が揃ったケースをトラウマと定義しているそうだ。

  • 突然起きた
  • 予想していなかった
  • ショック度が大きかった
  • 自分一人で対処しなければならなかった
  • どうしたらいいかわからなかった

トラウマというと、大災害、事故、いじめなど、わかりやすく重大な出来事を連想するけれど、

実際は、普通の人生のありふれた出来事に潜んでいるものみたいだ。

私は、高校時代の部活の事件について、

「確かに失敗したけれど、この程度の失敗なんて、

 世の中のいろんな人の人生と比べれば、とるに足らないものだ」

と思っていた。

でも、トラウマの定義には、「人と比べて」なんて書いてない。

私にとっては、じゅうぶん、突然・予想外・大ショック・一人ぼっち・混乱の出来事であり、トラウマと言えそうだ。

今日のセラピーでは、高校時代の部活のトラウマを癒していくことに決めた。

31歳の私が、高校生の私に会いに行く

あなざわさんの未妊セラピーは、本来はヒプノセラピーを実施している。

しかし、今回の私のケースでは

EFT(エモーショナル・フリーダム・テクニック)と、
EFTを発展させたMR(マトリックス・リインプリンティング)というツールを使用したほうが

効果的だということで、それでお願いした。

EFT(エモーショナル・フリーダム・テクニック)とは
EFTとは、Emotironal Freedom Techniqueの略で、日本語訳は、「感情解放のテクニック」です。ものすごく乱暴にまとめると、「針を使わない心の針治療」と言われ、経絡を指二本で軽くタッピングしながら感情を解放していくツールです。

溝口あゆか氏のブログより引用

MR(マトリックス・リインプリンティング)とは
“リインプリンティング”とは、「再刷り込みをする」という意味で、マトリックス(量子フィールド)に新しいポジティブなイメージや感情を再刷り込みをするという意味です。

溝口あゆか氏のブログより引用

EFTとMRの解説について特に理解してなくても、この先は普通に読めるので、ご安心を。

いよいよ、セラピーが始まった。

ふかふかでリクライニングができる、セラピー用のチェアに全身を預ける。

ひざ掛けをかけてもらって、目を閉じた。

イメージの中で、トラウマのシーンにアクセスしていく。

31歳の私が、タイムマシンに乗って高校生の私に会いに行く。

あなざわさんは、感情の解放を促すツボ(手のひらの側面など)を指でトントンと刺激しながら誘導する。

実際の記憶ではなく、心象風景なのかもしれないが、音楽室が見えてきた。

勝手にアンサンブルを組もうとした私たち2人と、他の同級生の女の子たちが、円になってカーペットの上に座っている。

あなざわさんは、

「どんな風景が見えますか?」

「高校生のあなたは、どんな気持ちを感じていますか?」

といった言葉で、イメージをサポートする。

私が一番ショックを受けたこととは?


同級生の女の子たちにたしなめられて、私はどんな気持ちだったのか?

ひとつは、自分のやったことが、わがままで、子どもっぽくて、恥ずかしかった。

「理想のメンバーだけ集めてアンサンブルを組みたいなんて勝手だ。

しかも、やり方が強引だ」

という同級生からの指摘は、

(この部活のカルチャーにおいては)真っ当な主張だと思った。

自分はリーダーシップがとれて、協調性もあるタイプだと自負していたけれど、

実際はこんなに身勝手な振る舞いをする人間だったのか、と悲しかった。

でも、それよりもっとショックなことがあった。

同級生からの指摘は、一対一、の形ではなかった。

「あなたの行動が間違っていると思っている人は、一人だけじゃないんだよ」

という論調で告げられた。

つまり、私がいない場所で

「あれって、おかしいよね?」

「あたしもそう思う」

「やっぱり、そうよね」

という地盤固めがあり、

「いざ本番!」で私に投げかけた、という流れがあったんだ、と思った。

これが一番ショックだった。

「信頼関係があると思っていたのに、なんで、すぐに私に言ってくれなかったんだろう」と思った。

今となっては、

気が強い私を相手に、一対一なんて言いづらかったんだろうなと、想像できるけど、

高校生の私は、この状況で、同級生の女の子たちの気持ちまで思いやれる余裕はなかった。

今後も、自分が「これがいい!」「やりたい!」と思って振る舞うと、

また知らないうちに下手こいて、嫌われるんじゃないか、と思った。

「共感」や「同調」が力になる女の世界は、できれば避けたい、と思うようになった。

「このあと部活で孤立したのでは?」と思われるかもしれないが、そんなことは全然なかった。またワイワイ言いながら部活に励み、引退まで一緒に青春した。 当時はトラウマと気づいていなかったし、いま気づいたからといって、この先の関係を変えようとも思っていない。あの時は、私もみんなも、まだ未熟な高校生だったのだ。
「共感」や「同調」は、女を語るうえで外せないキーワードだ。これらの性質自体は、長所とも短所とも言い切ることはできない。それに、私自身も女で、「共感」や「同調」の短所を発動してしまった経験は、もちろん、ある。


ここまで文章に書いた内容は、セラピーを通じて見えてきた。

あなざわさんに、感情解放のツボをトントンとタッピングされるのは、嫌な感じは全然なかった。

むしろ「お手当」みたいな安心感があった。

タッピングで、感情解放がどれだけ促進されたのか、私自身には、よくわからない。

でも、トラウマのシーンで何が一番ショックだったのか、ちゃんと解きほぐすことができた。

感情を解放したら、いよいよポジティブなイメージに書き換えていく。

(続く)

まっちゃん.
未妊セラピー体験記は、次回が最終回です!

「ネガティブな思い込みを成仏!編」です。

最後までお付き合いいただけますと幸いです。

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2018.01.22

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ABOUTこの記事をかいた人

「私の人生こんなもんじゃない!」と思いつつも今はくすぶってるアラサー女子へ。あなたの背中を押す一冊をブックレビューで紹介します。忙しい人もスラスラ読めてわかりやすい記事を書きます。趣味でコミュニケーションツールとして手相を勉強中。本業は法人・個人サイトの文章を取材執筆するライター。目標はブログ月収10万円|1986年生