わかる、わかる。私自身、もともとそっち側だったから。
でも、そうやって怪しがる相手の手相を観てあげると、ほぼ100%盛り上がるんですよね…ふふふ。
というわけで、怪しいと決めつけていてはもったいない、手相の魅力をご紹介します!
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記事の内容をざっくり言うと…
「結婚は27〜28歳」と言われ、その結果…
私が初めて手相を観てもらったのは、20代前半の頃。
徳島から東京へ友達に会いに行ったとき、横浜中華街に連れて行ってもらい、
友達の間で口コミで「当たる!」と評判の占い師さんを訪ねました。
当時の私は、手相どころか、占いに行くことすら初めて!
というか、「占いなんて、どうせ適当なこと言われるんでしょ?」と懐疑的なタイプでした。
それでも、知ってる友達が占いに行って「当たるよ!」と話すのを聞くと、自分も観てもらいたくなるから、人間って弱いものですね。
(口コミとか「お客様の声」って偉大です!)
占い館は飲食店や雑貨店が雑多に詰まっている建物の2階にあり、
独特の雰囲気にちょっとドキドキしながら向かったのを覚えています。
そして、こんなことを言われました。
「結婚は…27〜28歳くらいだね」
当時の私は彼氏もいなかったし、モテるタイプでもないし、恋愛ダメダメだと思っていたので、
「そんなに早いの!?」と驚いたのを覚えています。
それと同時に、「私でも結婚できるんだ…」と少しホッとしました。
(占い信じない派だったくせに)
徳島に帰った後も、マスターが手相を観てくれるバーに行く機会がありました。
当時も彼氏がいなかったので、「私が上手くいくのはどんな相手ですか?」と質問。
すると、こんな答えが返ってきました。
「職人とか、専門職の人かな」。
その後、どうなったかというと…
私は、28歳で専門職の男性と結婚しました。
手相で言われた通りの未来になったのです。
(無意識のうちに、言われた通りの未来を自分で設定してたのかしら…?)
この出来事をきっかけに、「占いの中でも、手相なら信じていいかも」とぼんやり思うようになりました。
手相に目ざめる日は突然に
そして、時は流れて2016年。30歳の秋。
ライターになった私は、ある日、占いサイトの広告の執筆依頼を受けました。
ストーリー仕立ての広告で、「彼氏のいない悩めるアラサー女子が占いサイトを使ってみると…」という内容で書くことに。
この手の原稿を書くのは初めてだったし、
しかも、恋愛がうまくいかない主人公は、かつての自分をモデルにしたので、
ものっっっすごく感情移入して執筆しました。
(後日、「広告なのでもっとシンプルな文章に」と赤入れされて、とっても恥ずかしかった…)
のめりこんで書き上げた結果、
なんと、読者より先に私のほうが占いに興味津々になっちゃいまして。
その時、ふと思い出したのが、20代の時に受けた手相占いだったのです。
原稿を書き上げた時点で、すでに夜9時ごろ。
ネット検索で出てくる手相の記事を読んでみるけど、全然物足りない…。
もう夜遅いけど、明日が来るのも待ちきれない…。
うずうずした気持ちを抑えきれなくなった私は、閉店直前の本屋さんに滑り込んで、手相占いの本を買ってきました。
手に刻まれた線から性格や才能や運勢がわかることが、どうにも不思議で、惹きつけられて…。
初心者向けの本を、夢中になって一気に読み切り、気がつけば深夜に。
それでも物足りず、翌日にまた本屋さんに行って手相本を買ってくるほどの入れ込みようでした。
占いにハマるなら、西洋占星術やタロットでもよさそうなものですが、なぜか私は手相にまっしぐら。
やはり、自分の結婚について手相鑑定が当たったから、というのが大きかったんでしょうね。
そして、突如手相に目覚めてから2ヵ月半後。
本を読むだけでは飽き足らず、占術家の仙乙恵美花(ひとお えみか)先生の手相鑑定講座を受講。
同時に、身近な人の手相を観るようになりました。
手相の勉強に仙乙先生のこの本がとっても役立ちました。独学したい方におすすめ。
手相にハマった3つの理由
手相についてはまだまだ勉強中ですが、趣味レベルの今でも、声を大にしてこう言いたいです。
手相が観れると、コミュニケーションがもっと楽しくなるよ!!!
そう、手相って、かなり使えるコミュニケーションツールなのです。だから私はハマりました。
ハマった理由を詳しく説明すると、この3つがポイントです!
- 初対面の人との会話が弾む!
- 「刺さる褒め言葉」が言える!
- 自分が生きやすくなる!
初対面の人との会話が弾む!
「初対面の人との会話が、当たり障りのない内容で終わってしまう…」とお悩みの方って、多いはず。
そんな時に相手との距離をぐっと近づけてくれるのが、手相鑑定です。
普段、人の手のひらを見る機会なんて滅多にないと思いますが、
じつは、手相って人によって全然違うんです。
- 線が濃いor薄い
- 線が長いor短い
- 線がまっすぐor曲がってる
- 手が厚いor薄い
- 指が長いor短い
などなど、線のあり方や手の形は多種多様です。
まず、お互いに手のひらを見せ合うだけで「結構違いますね!」と最初の盛り上がりが生まれます。
さらに、
「よく『裏表ないね』って言われませんか?」
「喉が弱いですか?」
「妄想好きですよね?」
といった、手相から読み取れることを2〜3個投げかけると、
「そうなの!私って…」と、具体的なエピソードを話してもらえて、会話がどんどん広がっていくのです。
私は、手相の話をきっかけにお互いの体温がポッと上がって、コミュニケーションが濃くなる瞬間が大好きです。
「刺さる褒め言葉」が言える!
人間関係を円滑にするにするコミュニケーション術には「褒め言葉」が欠かせません。
でも、人を褒めるのって、案外難しくないですか?
まず、「優しい」とか「きれい」といったワードって、表面的な褒め方になりがち。
ひょっとして、褒めた相手に「この人、無理して褒めてるな」なんて思われてたりして…。
ぶっちゃけて言えば、
内心嫌いだなと思ってる人を褒めなきゃいけない状況のとき、
自分でも笑ってしまうほど薄い褒め言葉しか出てこない時ってありませんか?
(あれ?私がひねくれてるからか?まぁそれは極端な例として…)
でも、手相を見せてもらえれば、褒めるべきポイントが一目瞭然です。
手相には、性格・才能・気質・考え方のくせが現れます。
なので、
「◯◯線がこうなってるから、こんな性格なのでは?(決めつけず、確認)
だったら、△△なところが長所だねー!」
といった具合に、手相を根拠に、相手に刺さる褒め言葉がスラスラ出てくるのです。
私個人の感想じゃなく、あなたの手に出てるんですよ、という構造になってることがポイント。
自分が生きやすくなる!
この1年弱の間に、いろんな人に手相を見せてもらいました。
赤ちゃん、おばあちゃん、男性、女性、テレビ番組「A-studio」に出ていた高橋一生(好き)…。
見比べるうちに感じたのは、
世の中は、これほどにも「違う人間」の集まりなのだな、ということです。
「性格」には形がないから、目で見て比べることができません。
だから、いつのまにか、
「相手も同じように考えてるだろう」「こうしてくれるだろう」と勘違いして、
そこから人間関係のトラブルが生まれることもあるでしょう。
でも、手相を見比べてみると、
自分と相手は「違う人間」なんだと、目で見て実感が湧いてきます。
私が普通だと思っていたことは、他の人にとってはビックリすることで、逆もまた然り。
こんなに違う人間だらけなら、私は私で好きにやっていいか、と思えて、生きやすくなりました。
まとめ
いかがでしょうか?私が感じた手相の魅力が少しでも伝われば幸いです。
「手相鑑定=当てなきゃいけない」という思い込みを外して、
手相をコミュニケーションツールとして捉えたことで、すっかりハマりました。
今後も手相に関することをブログで発信していきます!
2017年、私はちょっと人に言いづらい趣味を始めました。
それは…手相鑑定です!
なぜ言いづらいかというと…