今回の旅行は、この2冊のガイドブックを参考にしました。
ネット環境を気にせずに地図や情報をチェックできるので、やっぱりガイドブックは便利!
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記事の内容をざっくり言うと…
初めての香港観光おすすめ【第2位】オープントップバスで夜景鑑賞
我が家は、夫婦で旅行するとき、スケジュールを組むのは100%私です。
私は旅行のプランを立てるのが大好き!!
ひょっとすると、テンションの上がり具合なら、旅行前のほうが高いかも。
文章でも何でも「構成」する作業が得意なので、
やりたいことを書き出して、移動の効率、テンション、体調、天候、平日・休日といった諸条件から、ベストな順番に配置するのが快感です。
(しっかり下調べしておくと、旅行中にスケジュールが狂ってもすぐに立て直せる点も、とてもいい)
今回の香港は、はじめて降り立つ場所なので、到着初日に香港らしいことをして、「来たな〜!」ってテンションを上げようと考えました。
香港といえば、やっぱりネオン輝く夜景でしょう!
というわけで、1日目の夜にオープントップバスツアーに繰り出しました。
出発前に、VELTRA(ベルトラ)というサイトで、パンダ柄の「パンダバス」に乗るバスツアーを予約。
20時から海沿いで「シンフォニー・オブ・ライツ」という光と音楽のショー(これは正直イマイチだった…!)を見てから、集合場所に集まって、バスに乗車!
バスは、九龍(カオルーン)エリアの繁華街を貫くネイザン・ロードを北上して、女人街に向かいます。
路上に突き出した看板の真下をびゅんびゅん走る!
乱暴なワイルドな運転も海外ならでは。
下り坂はちょっとしたアトラクションみたいで、安全バーなんてないのでヒヤッとします。
あ、秋とはいえ走行中は寒いので、要防寒です。
徒歩で夜の街を楽しむのも、もちろんアリですが、
オープントップバスは、高い視点から写真を撮れるのもひとつの魅力です。
撮影タイムで停車してくれたり、信号待ちで止まるわずかなタイミングを狙えば、いろいろ撮れます。
バスは女人街に立ち寄って、出発したエリアまで戻りますが、女人街で途中下車も可能。
私たちは、宿泊先が九龍エリアで、散策しながら歩いて帰れる距離だったので、途中下車することに。
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昼間か!っていうくらいギラギラ明るい街の中を歩いていると、
40〜50代?の女性たちの路上ライブに遭遇しました。
ヴォーカル(左の2人)とパフォーマー(右の1人)から成るユニット。
香港版E-girlsですね。
冗談です。
数人の道ゆく人、主におじさんが足をとめて、歌を聴いたり写真を撮ったりしています。
さらに歩いていくと、大きな人だかりが現れました。
人が多すぎて、人だかりの中心で何をやってるのか、わからないくらい。
中に入っていると、こちらも40代くらい?の女性の路上ライブでした。
でも、先ほどと違って、ソロリサイタル。
歌唱力、醸し出す落ち着きも、なかなかのもの!
しかも、歌いながらお客さんのほうに近づいて触れ合ってて、こりゃおじさんのハート鷲掴みにされるわ〜…と思っていたら、
次々と「おひねり」が飛んでました。
夜の路上は若者だけのものじゃないぞ、と。
そんな香港のエネルギッシュさも感じました。
初めての香港観光おすすめ【第3位】益昌大廈(モンスターマンション)
【お願い】写真の撮影スポットとしても人気のモンスタービルこと益昌大廈のオーナー会社より「住民のプライバシーに配慮して、撮影はご遠慮いただきたい」とのこのとです。皆様のご配慮をお願い申し上げます。 pic.twitter.com/JsqrpQ9Fx6
— 香港政府観光局 (@HKTB_JP) 2018年1月31日
旅行って、テレビとか映画とか、映像の中で見た場所に実際に行けるのも楽しいですよね。
香港に行けると決まって、私が真っ先に思い浮かべた映像は、これでした。
満島ひかりがボーカルを務めた「MONDO GROSSO」の、「ラビリンス」のMV!
「これCGじゃないの?」と驚くほどの超密集マンションが舞台となり、
音楽、ダンスと相まって、ミステリアスな世界観に一気に引き込まれるMVです。
このMVのロケ地、「益昌大廈」(通称:モンスターマンション)が香港にあると知って、行ってきました!
高さ、密集感、凸凹感、独特のカラーリング、古びた風合い…!
そして何より、今この瞬間も多くの人の生活が営まれてる…!
(廃墟っぽいけど、バリバリ現役のマンション)
現実のような、現実でないような、なんとも不思議な感覚になる場所です。
マンションの1階には、飲食店やマッサージ店などいろんなお店が入っています。
日本で言うところの、高島平団地(板橋区)みたい。
(初めて高島平団地を知ったときは、「都会の団地とは敷地内で生活が完結するものなのか…!」と衝撃を受けた)
上の写真の「真恵乾洗(?)」という看板は、MVの中で満島ひかりが踊りながら前を通りすぎるクリーニング店です。
写真を撮り損ねましたが、
じつはマンションの地下空間もショッピングセンターになっていて、衣料品店や雑貨店などを見かけました。
街をぎゅっと凝縮したような空間…うまく説明できないのですが、萌えます。
まだガイドブックにはあまり掲載されていないスポットだと思いますが、10〜20代の子たちが続々と訪ねてきてました。
インスタの「#益昌大廈」とか「#モンスターマンション」というハッシュタグでオサレ写真がバンバンアップされているので、その影響でしょう。
低い小屋?の上に立って、あおりで撮るのが、定番の撮影方法のようです。
GoogleMapで見るとわかりやすいのですが、じつは益昌大廈はアルファベットの「E」みたいな形になっています。
つまり、満島ひかりが踊った場所(背景に赤がある)の他に、もう一つ同様の空間が存在します。
(ちょっとゾクゾクしませんか?)
上の写真がアナザーサイドです。
赤がなく、淡い色使いので、ちょっと主張が弱くて柔らかい印象。
初めての香港観光おすすめ【第4位】香港大学
香港観光で一つだけ嫌だったのが、都会ならではの空気の悪さ。
特に初日は、夜の街をオープントップバスで走ったこともあり、排気ガスを体全体に浴びて、喉の痛み&倦怠感がありました。
昼間みたいに明るいネオンも、私たちの目には刺激が強すぎた…。
というわけで、2日目にのんびり散策できる場所を求めてたどり着いたのが、香港大学です。
英国統治時代の面影を今なお残す、とっても雰囲気のいいキャンパスを歩きました。
街の喧騒を離れて、空気もきれいで、香港の洗礼にささくれ立った心と喉が癒されます。
生い茂る緑を眺めながら、ちょっとベンチに座ってみたり…。
中庭の遊歩道を歩きながら、「もし自分がここに留学して香港ライフを送ってたら…」なんて妄想してみたり…。
適当に歩いていたので、途中で迷子になりましたが、サークル棟みたいな雑多な場所も見れてラッキーでした。
余談ですが、香港大学の近くにある「Sharetea」というお店(台湾系のお店っぽい)の
タピオカミルクティーがおいしかったです。
ビックリしたのが、温かいタピオカミルクティーを注文したら、「Hot or warm?」と聞かれたこと。
二段階あるとは!
一瞬迷ったのですが、ストローで飲むのにHotは危険なんじゃないか?と頭をよぎり、Warmに。
賢明な判断でした。
香港大学は観光の中心地から近いので、アクセスが簡単です。
行きはMRT(地下鉄)でしたが、帰りはトラム(路面電車)で街の景色を楽しみました。
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初めての香港観光おすすめ【第5位】九龍公園
街中の空気の悪さを、少しでも避けたかった私たち。
宿泊したホテルと、最寄りのMRTの駅を繋ぐように位置する九龍公園は、まさにオアシスでした。
何があるってわけでもないのですが、ただの公園であることが、こんなにも落ち着くのか…。
「観光客がいない」ってだけで、けっこう贅沢な空間な気がします。
朝の九龍公園は、掃除の係の人、体操に来た高齢者、小学生の課外授業などなど、現地に住む人たちが中心です。
なんだか自分もその一員になったような錯覚ができる場所、かもしれません。
(後編おわり)
なかなか地味なランキングですが(笑)、これから香港旅行を考えている方のヒントになれば幸いです。
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香港旅行記、個人的おすすめ観光スポット紹介の後編です。
前編では、ランキングと言っておきながら、なんと第1位しかご紹介できていません…!
今回は第2位〜第5位をご紹介します!