私も一眼を使い始めてから3年以上、ほぼ進歩がなかったのですが、
先月、たった3時間でカメラが劇的に上達したんです!!
記事の内容をざっくり言うと…
まずは上達の成果をご覧ください
【Before】オートモードで撮影
こちらが、従来の私の撮り方。
【After】マニュアルモードで撮影
これが、たった3時間のレッスンで…
ね? 劇的に上達してるでしょ!?
(背景は除外して見てね)
しかも、今までのカメラ歴は何だったんだっていうくらい、
短時間で簡単に上手くなったんです。
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そもそも、私のカメラ歴は?
(1)オートモード信者期
私の「撮影」の歴史は、一眼レフよりも、ビデオカメラのほうが先でした。
地方民放テレビ局に勤務していた頃、業務用のハンディビデオカメラを自分で回して取材していました。
映像の美しさにこだわるより、
大切な瞬間をおさえる、状況がわかりやすい映像を撮ることに集中したかったので、
割り切って「オートモード」しか使いませんでした。
(2)一眼レフ入門期
一眼レフに手を出したのは、フリーランスのライターになった頃。
撮影もできるライターになるため、練習を始めました。
でも、張り切ってカメラ本を読んでも、全然面白くない。
テレビ局にいたので、ISOとかシャッタースピードとか、意味と効果はわかる。
でも、いい写真をとるためには、各項目の設定をいちいち細かく変えないといけないらしい。
(3)Aモード信者期
本だけでは限界を感じた私は、カメラレッスンを受講。
ボケをコントロールできるAモード(絞り優先モード)を習います。
「一眼の写真=ボケた写真」という認識しかなかった私は、Aモード信者になりました。
自分で言いますが、持ち前の飲み込みの良さで、そこそこSNS映えする写真は撮れるようになりました。
でも、Aモードではブレてしまう動く人・モノの撮影は、オートモードに切り替えてみるものの、全然いいのが撮れません。
もうiPhoneでええやん(2回目)!
次第に忙しくなってカメラを触る回数が減り、一眼レフ入門から3年経ってもほとんど進歩ナシでした。
フォトグラファー早坂華乃さんに出会う
そんな私が出会ったのが、フォトグラファーの早坂華乃(Kano)さん。
華乃さんは、写真に撮られるのが苦手な方からナチュラルな表情を引き出すのが得意で、
女性起業家のプロフィール写真撮影やキッズ撮影などで大人気。
また、趣味レベルからプロレベルまで、各種カメラレッスンを開催しています。
華乃さんは、ライターの私の「お客様」でした。
WordPressでWebサイトを制作中だった華乃さんから、サイトの文章作成をご依頼いただいたのが、出会いのきっかけです。
- プロフィール文
- 深堀りインタビュー
- サービス告知文(撮影、レッスン) などなど…
執筆のために華乃さんを取材したのは、ほんの2時間ですが、
「人が好き!」「写真の力を信じてる!」という熱い気持ちと、わかりやすく丁寧なお話ぶりに、すっかりファンになりました。
写真教室は数多あれど、この人に習いたい、とすぐに心が決まりました。
初心者にいきなり「マニュアルモード」を教えるレッスン
私が習いに行ったのは、華乃さんの一眼レフ向け1dayフォトレッスンです。
私はカメラ(ミラーレス一眼)を持参しましたが、カメラを持っていない人には一眼レフの貸し出しもあります。
アットホームな少人数開催で、子連れ参加もOK。和やかな雰囲気で始まりました。
華乃さんのレッスンの最大の特徴は、初心者にいきなり「マニュアルモード」を教えることです。
たとえば、私が多用していたAモード(絞り優先)なら、シャッタースピードだけはカメラが自動で決めてくれますが、マニュアルモードなら自分で決めないといけません。
マニュアルモードを使えば、細かい点まで思い通りの表現ができます。
でも、その分、複雑な操作が必要なのでは…?
それに、カメラやってると、みんな最終的にマニュアルモードに行き着くんですよね。
最初からマニュアルモードで覚えちゃうほうが、上達の近道なんです!
なんて魅力的なお誘いなんでしょう…(うっとり)。もう回り道してる場合じゃないですね!
「3つ要素」のバランスが大事
カメラには、絞り、シャッタースピード、露出補正、ホワイトバランス、ISO感度など、さまざまな設定項目があります。
私がずっと知りたかったのは、「どれを、どの順番で、どんな目安で決めればいいのか」ということ。
ライターの仕事で、セミナー、トークショー、イベントなど、動く人を撮影する際に、ブレてしまうことが悩みでした。
(毎回、なるべく止まっている瞬間を探すのに必死)
シャッタースピードを変えればいいのはわかるけど、その他の要素はどうやって決めればいいのか、わからなかったのです。
それに、インタビュー相手のポートレートを撮るときも、特に女性はキレイに撮ってあげたいのに、カメラの設定を変更する勇気がありませんでした。
「使える写真」は撮れても、自分ではあまり納得できないことも多かったのです。
えっ! 3つだけでいいんですか!
華乃さんは、それぞれの項目について、
- 機能をやさしい言葉で説明
- 「晴天の室内」「集合写真」など具体例を挙げて、目安の数値を提示
- 絶対に覚えるべき要点だけ、キャッチーな言い回しで刷り込み(笑)
そして、「シャッターボタンを押す前の10秒」で、どの順番で設定すればいいかを、
ものすごくシンプルに説明してくれました。
ホワイトバランス、光、構図なども一通り説明を聞いて、実践練習をしてみると…
【Before】オートモードで撮影
【After】マニュアルモードで撮影
クオリティが全っ然違う!
しかも、全っ然大変じゃない!!
こんなに簡単なら、もっと早く勉強すればよかった…
と思ったのですが、
難しいことを簡単にわからせてくれたことは、華乃さんの教え方の上手さに他ならない、と感じました。
私が知りたかった、動きのある被写体の撮り方も実践で教えてもらえました!
ジャンプがブレずに撮れた!
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写真上達のための心構えも
華乃さんのレッスンは、カメラの扱い方だけでなく、
画作りをする際の心構えにも触れてくれます。
レッスン後のアフターフォローとして、課題提出(レッスンで学んだことを活かして撮影した写真の提出)も受け付けてくれます。
「ボカして撮影する」という課題に、私はこんな写真を提出してみました。
すると、華乃さんからこんなアドバイスが送られてきました!
うしろに絵馬をくくりつけている人がうっすら写っているのが、いいアクセントになっていて動きが出てる気がします。
ただ色が黒くて、絵馬だけを際立たせたかったら、目線がその黒の人影にいってしまうというデメリットも。
これは、何をどう撮りたいか、ですね!
なるほど!
目線が散ることは、自分ではそこまで意識していなかったので、学びになりました。
- 一眼レフで上手に撮れないとお悩みの方
- カメラがインテリアと化している方
- これからカメラを始めたい方
- 子どもをかわいく撮りたい方
私が受講した一眼レフ向けレッスンは、だいたい毎月1回開催されてます。
この他にもスマホ向けフォトレッスンもあるので、より気軽に写真を学びたい方はこちらがおすすめです。
最新情報は早坂華乃さんのブログをチェック!
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突然ですが、一眼レフを持っているみなさん、「オートモード」ばっかり使っていませんか?