記事の内容をざっくり言うと…
「わろてんか」も「民衆の敵」も脱落したけど「THIS IS US 36歳、これから」にハマった
突然ですが、ご多分に漏れず高橋一生が好きです。
2017年秋は「わろてんか」「民衆の敵」といった高橋一生出演ドラマが一気に始まって、とっても喜ばしい状況でした。
でも、前出の2作品は、何回か見てもストーリーにのめり込めず、次第に義務的にチャンネルを合わせている自分に気づき…。
最終回を待たず、脱落しました。ちーん。
そんな中、唯一今も見続けていて、むしろ回を追うごとに高橋一生の存在をすっかり忘れてのめり込んでいるドラマがあります。
それが「THIS IS US 36歳、これから」(NHK総合)です。
「THIS IS US 36歳、これから」のあらすじ
恋愛、家族、仕事…。人生の岐路に立つ36歳の男女のせつなく心温まる物語。生きているって大変だけど、すばらしい! 国を超えて誰もが共感でき、勇気づけられる! 涙と笑いと感動のヒューマンドラマ。アメリカで大ヒットした話題作が日本初登場!
誕生日が同じ36歳の男女3人。自分が演じる役に嫌気がさしているイケメン俳優、“脱肥満”を目標に努力する女性、幸せな家庭を築いているエリートビジネスマン。置かれている状況も性格もまったく異なる彼らには、同じ誕生日以外にも共通点があった…。それぞれが人生の壁を乗り越えようとする中で、大切なものを見つけだす。そして、3人の運命の糸がたぐりよせられる。
日本語版でケヴィンの声を演じるのは、海外ドラマ吹き替え初挑戦の高橋一生。
原題:This Is Us
制作:2016年 アメリカ
引用元:http://www4.nhk.or.jp/this-is-us/
あらすじを読んで「はいはい、よくある感動系ドラマね」と思った方もいらっしゃるでしょう。
それ、私もまったく同じでした。
「高橋一生の顔は拝めないけど、まぁ最初の1回くらいは…」くらいのモチベーションで見始めたんです。
でも第一回のラストシーンまで見ると…
こうなりました。
そして間髪入れずに「毎週録画」の予約を設定しました。
詳しくは後述しますが、このドラマ、ただの感動系ドラマじゃないんです!!
そんな「THIS IS US 36歳、これから」は、全18回。
2017年中にすでに12回まで放送されましたが、なんとお正月に一挙再放送されるんです!
1月3日(水)0:15~3:50【第1~5回】
1月4日(木)0:05~2:27【第6~9回】
1月5日(金)0:15~2:26【第10~12回】
ドラマの本放送は1月7日(日)から再開するので、お正月の再放送を見ておけば今からでも本放送にばっちり追いつけます。
きっとハマる!「THIS IS US 36歳、これから」の2つの魅力とは?
では、第12回まで毎回欠かさず見た私が感じた「THIS IS US 36歳、これから」の2つの魅力をご紹介します!
毎回、「?」が「!」に変わる構成が面白い!
まず、このドラマの特徴は、毎回、複数のストーリーが絡み合いながら進行していく点です。
各ストーリーを断片的に見せられるうちに、視聴者の頭の中には
「あれ?今のってどういうこと?」
「これっていつの話?」
という小さな「?」が浮かんできます。
そして、ラストに向けて
「ああ、そういうことだったのか!」
「そんな背景があったのか!」
と謎が解き明かされたり、伏線が回収されたりするんです。
しかも心がじわっと温かくなる感動とともに!
具体的にどういうことなのかは、第1回の放送で一目瞭然。
きっと、こうなるはず。
だから、全部見るかどうかはさておき、ぜひ第1回だけでも味わってほしいですね。
あっ!でも第2回では最後の最後でびっくりする謎が出てくるので、それも見てほしいな…!
ちなみに、第12回まで見た時点で、主人公の「誕生日が同じ36歳の男女3人」に共通するキーパーソンにまつわる大きな謎が残っています。
あの人は、なぜそうなったの…?
私は、知りたいけど知りたくないかも…とちょっとビクビクしながら、2018年の本放送を楽しみにしてます。
とにかく愛おしくなるキャラクターたち
このドラマにハマった理由は、第1回で一気に惹きつけられたことはもちろんですが、
回を追うごとに登場人物たちがどんどん愛おしくなっていくのも大きなポイントです。
私が一番好きなのは、ジャック(マイロ・ヴィンティミリア)!
第1回で妻・レベッカ(マンディ・ムーア)との間に子どもが誕生して、子育てに奮闘する姿が描かれていくのですが、
アラサー女子的には理想的な夫&父親っぷりがたまらんのです!!!
妻にも子どもにも揺るぎない愛情を注ぎ(もちろん浮気しない!)、
家族が悲しくなったりイライラした時は持ち前のユーモアで一瞬にして笑顔に変え、
重大な決断のときは迷い悩みながらも真っ正面から向き合い、
24時間365日頼りになる男なのです。
そして何より、ヒゲ面がかっこいい!!!
そもそもかわいくて性格もチャーミングなレベッカをゲットしてる時点で、女を見る目があるわー!と好感度爆発です。
(レベッカが「もうやだ…」という時に見せる弱り顔は同性から見てもかわいい。そりゃジャックも守りたくなるわな!)
日曜の深夜にジャックを見てときめいてから眠りにつき、月曜からなんとか頑張ってる女子は多いはず(個人の見解です)。
そうそう、高橋一生が吹き替えをしているケヴィン(ジャスティン・ハートリー)は、
良く言えば「少年のようなピュアな心を持っている」、悪く言えば「おいお前もう36だろうが」って感じでしょうか。
個人的にこういう男性は非常に苦手なので、
「高橋一生の声だ♡」なんてときめいたのは最初の数分だけで、その後はイライラしながら見てました。
でもね!そんなケヴィンでも、
意外なほどに感受性が豊かで、自分なりの世界観で物事をしっかり受け止めていることが明らかになる回を見ちゃうと、
「彼も彼なりに頑張ってるんだな…表面だけで判断してメンゴ…」と泣けてきて、愛おしくなるんですよね。
あなたにもきっとお気に入りのキャラクターが見つかるはずです。
アラサー女子がダバダバ泣いた!「THIS IS US 36歳、これから」おすすめエピソードBEST3
どの回を見ても泣いてしまうのですが、第12回までで私が特に泣けたエピソードBest3を紹介します!
【第3位】第8回「感謝祭」
私が完全にジャックに落ちた回です。
この回のジャックを見て惚れない女なんているのか!いや、いない!
ジャックの頼りになる男っぷりが炸裂するラストシーンが見所です。
ジャックの愛情を受け止めて大切な思い出にしている子どもたちの姿にも泣けてきます。
アメリカのドラマで感謝祭のエピソードを見ていると、家族の集まりめんどくさ…って感覚は日本の正月と通じるものがあるかも、と思います。
この回は、「ママの前ではちゃんとしなきゃ」と頑張るのに、ハプニングに見舞われて上手くいかないレベッカの姿も印象的です。
アラサー女子的にはどこか自分と重なると感じる方も多いかもしれません。
【第2位】第5回「スーパーボウルの夜」
なんだかジャックとレベッカのことばっかり書いてしまいますが、この回もレベッカの葛藤が大きなテーマです。
レベッカの抱えるもやもやは、現代日本のアラサー・アラフォー女子から広く共感を集めるものなんじゃないかな、と感じました。
この回のお話は、時間をちょっと遡って、まだジャックとレベッカが子どもを持つ前のこと。
子どもが欲しいジャックに対し、まだ…というレベッカ。
レベッカがジャックに本音を打ち明けます。
自分がなんでこうなのかわからない。同い年の友達はみんな子持ちよ、一人残らず全員。なのに…。未だにバーで歌ってるせい?思ってるより大人になりきれてないから?わからない…。
目を閉じて自分たちの将来を思い浮かべた時には、子供たちの姿が見えるのよ。だけど、今の暮らしが好き。楽しくてたまらないの。だから変わることが怖くて仕方ない。
引用:「THIS IS US 36歳、これから」第5回 レベッカのセリフより
「同世代の女子は○○なのに…」とか、「こうなりたいと思ってるはずなのに、どこか怖がってる自分もいる」とか。
そんな葛藤って、大なり小なり誰もが身に覚えがあるものなんじゃないでしょうか。
レベッカの本音を聞いたとき、私は「ああ、こういう思いを抱えてるの私だけじゃないんだな」って救われる感覚がありました。
【第1位】第1回「誕生日」
マイベストは、やっぱり圧倒的に第1回のエピソード!
「THIS IS US 36歳、これから」とは、どんなドラマなのか。
初回を見れば、すべてわかります。
とにかくあらすじとか検索せずに、たった1回しか味わえない初見時の驚きの体験をじっくり味わってほしいです!
1月3日(水)0:15~3:50【第1~5回】
1月4日(木)0:05~2:27【第6~9回】
1月5日(金)0:15~2:26【第10~12回】
「THIS IS US 36歳、これから」をDVDで見る
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いやはや、お正月ですね。
「帰省したけどやることないな…」
「実家に帰らないからヒマだな…」
と時間を持て余していませんか?
そんな方には海外ドラマの一気見がおすすめ!
今回は、私がハマって毎回ダバダバ泣きながら見てる海外ドラマ「THIS IS US 36歳、これから」について紹介します。